ユーラシア国家運営Wiki - 第二次北ファグルリ戦争

概要

第二次北ファグルリ戦争とはユーフォルビア共和国・アシュケファル国・幻想市国からなるホモ=サピエンス連合とハガル共和国の間で2019年9月14日に勃発した戦争である。
交戦国
ハガル共和国ユーフォルビア共和国
幻想市国
アシュケファル国
結果
ユーフォルビア共和国等の連合軍の勝利。ハガル共和国の実質的傀儡化

呼称

ここでは第二次北ファグルリ戦争と称しているが、戦争は第一次北ファグルリ戦争の休戦協定を破棄したことで始まるため、実際は同じ戦争である。

背景

ハガル人は宇宙から降下しファグルリに住み着いた宇宙人で、降下した後食人をするため降下位置の近辺の国家であるユーフォルビアやアシュケファルと戦争になっており、オーシア=ユーフォルビア戦争の時に同盟関係となった彼らが休戦協定を締結するまでは散発的な戦闘がハガル=ユーフォルビア国境で起こっていた。特にユーフォルビアの国境警備隊の状況は悲惨であった。
オーシア=ユーフォルビア戦争終結後も休戦協定は続いたが、ファグルリの先住民であるベルソリアがハガル人用のホモサピエンスの肉を生産する「人間牧場」を運営していることが判明。ハガルも人間牧場で生産された肉を輸入していることを認めた。これにはファグルリのみならず他惑星の国家からも非難の声が上がった。
これを受けアシュケファル国はハガルに対し
・ユーフォルビア・アシュケファル人の食人の停止
・ユーフォルビア-ハガル国境 100kmを無人地帯とし、あらゆる飛行を禁止すること
・ベルソリアからの人肉輸入を停止すること。
この条件を呑まないならば如何なる手段も辞さないと通告したがハガルは拒否。ユーフォルビア・アシュケファルは休戦協定を破棄し北ファグルリでの戦争は再開された。9月15日には幻想市国も参戦し、ホモ=サピエンス連合が組織された。

戦闘

ブレンハルト航空戦

ブレンハルト地域の制空権獲得のためアシュケファル空軍が戦闘機を発進。ハガル軍飛行歩兵・ハガル空軍迎撃機と接敵・交戦した。3時間に及ぶ長い戦闘はアシュケファル空軍がハガル空軍を殲滅させ勝利したが、アシュケファル側も45機が帰還しなかった。

アルジャイル攻勢

ブレンハルト航空戦に勝利したホモ=サピエンス連合軍はアシュケファル陸軍第一機甲軍団とユーフォルビア東方軍主力を伴いハガル共和国アルジャイル地方に攻勢を仕掛け、ハガル軍砲兵部隊がこれを迎え撃った。戦闘はホモ=サピエンス連合軍の圧勝に終わり、ハガル軍は機動防御に移り連合軍の迎撃を試みる。各地で空戦も発生したが、連合軍の現代型戦闘機の前にハガル軍飛行歩兵は成す術なく制空権は依然連合軍のものとなった。

ルメリアナ平原の戦い

ハガル共和国の主要な街道が通るルメリアナ平原は交通の要衝として戦略的に重要であり、ホモ=サピエンス連合軍はそこを目標としてアシュケファル陸軍第一機甲軍団と幻想市国砲兵部隊・支援工兵部隊が攻勢を開始。ハガル陸軍は集成機甲軍団で迎撃した。第一機甲軍団は少なくない損害を受けるが、応援の第二機甲軍団と合流し縦深攻撃に成功。ハガル陸軍集成機甲軍団の組織的抵抗力を破壊した。しかし幻想市国軍砲兵部隊は兵力の6割を喪失した。

ハガル軍のゲリラ戦

ルメリアナ平原が陥落した後、ハガル軍は街道からの浸透を阻止するべく陣地を構築。並行して民兵によるゲリラ攻撃に出る。ゲリラ攻撃は多くの成果をもたらし、ユーフォルビア東方軍司令官ジミー・ロングストレス元帥と幻想市国軍司令官のバリモア元帥が殺害された。

「予防的制圧」

ホモ=サピエンス連合軍は占領地のハガル人によるテロ攻撃に悩まされていた。そこでテロリストとされるハガル人の射殺を許可する「予防的制圧」が許可されたが、ユーフォルビア共和国の野党労働党や海外からも非難を受ける。結果的に成果は上がらなかったが、予防的制圧は今も続いている。

散発的戦闘

アシュケファル軍は南部に無停止進撃を数度実施したが、ハガル軍の抵抗にあい、いずれも散発的なものに終わった。

シュネーシュトルムの戦い

2019/9/24、攻勢を中止していたホモ=サピエンス連合軍の前にハガル人民兵が集まり「市民軍」を名乗り突撃を開始した。完全武装のアシュケファル軍第七機甲軍団は市民軍をほぼ無傷で殲滅させたが、南部で「予防的制圧」に当たっていたユーフォルビア陸軍第一軍は市民軍の奇襲を受けラグーンシティで虐殺された。市民軍に勝利した第七機甲軍団は総司令部の判断を待たず独断で第一軍の救援に向かい、南部の市民軍の撃破に成功。同時期にハガル軍総司令官ハンス・リヒトホーフェンが拘束され、ハガル共和国の組織的抵抗は消滅した。9/28、ハガル共和国臨時首脳部が停戦に応じたことで戦争は終了。ホモ=サピエンス連合軍がハガル共和国全域を占領下に入れた。

結果・影響

ホモ=サピエンス連合に敗戦したことでハガルは軍備の大幅な制限を受ける。しかしアシュケファル製兵器を利用した「フライグルッペン」と呼ばれる警察組織が創設され、10/2にはフライグルッペンが母体となって国防軍の再軍備も認められた。しかし対立の原因である食人の性質は反体制派のハガル人を食う「共食いの権利」と引き換えにやめることが決まり、元ハガル軍総司令官ハンス・リヒトホーフェンの元実質的なホモ=サピエンス連合の傀儡国が生まれることによってファグルリ北西部の情勢は安定した。