ユーラシア国家運営Wiki - ラジエルの筆
「ラジエルの筆」
黒い万年筆。フェーニャ・ソシュールの持ち物で、先日の下着泥棒騒ぎの際に盗まれたものとされる。
全長は150mm、総重量は30g、最大径15mmで、材質は胴体部が黒檀、ペン先は不明な金属と70パーセントのイリドスミンを含有した合金で構成されている。意匠はカランダッシュの製品849シリーズに類似しており、制作年代から推定するに849シリーズ最初期の製造品。
描き心地は市販品と変わらないが、製造から30-50年ほど経過しているものと思われる。
東アメリカで上映された映画『とりよろ類聚抄』のラストシーンで“助手”を務める少女がメモ帳に書き殴っている万年筆はこれの実物。

つい昨日大妹から買い戻し、フェーニャ・ソシュール女史のもとに帰ってきた。