君も国家を運営しよう。

アイテム番号:SCP-809-KB

オブジェクトクラス:Euclid Keter safe

特別収容プロトコル

SCP-809-KB-aは現在財団サイト███の標準人型収容房に隔離されます。 手足を拘束した状態で隔離されます。
収容房の扉の前には警備を2名配置し、収容房は24時間監視されます。
4時間ごとに監視役と警備を交代して下さい。
SCP-809-KB-aにはいかなる入力装置、紙媒体、ペンなどを許可なく渡してはいけません。
また、インターネットの繋がった装置はどのような理由があろうとも渡す事は許可されません。
SCP-809-KB-aがなんらかの事情により出血を起こした場合、収容房内に麻酔ガスを放出し、対象を眠らせて下さい。
SCP-809-KB-aに自傷行為の徴候が見られた場合も上記の同様の処置を行って下さい。
実験の際に発生したSCP-809-KB-bは終了後に処分して下さい。
現在実験は全て禁止とされています。(インシデント809-KB-1を参照)
食事は1日3回ピーナッツの入っていない食事を提供して下さい。
提供する際も拘束の解除は必要ありません。

説明

SCP-809- KBは文字を利用した命令文における。異常な現象の総称です。

SCP-809-KB-aは██国██████に住んでいた21歳の成人男性です。身体体重はこの年代の成人男性の平均的なものであり、特に外見に異常はありません。
SCP-809-KB-aの異常性は何かしらの命令を意味する文書の作成時に発現します。

SCP-809-KB-bはSCP-809-KB-aが作成した何らかの命令を意味する文書です。
今までに紙にペンで書いたものや、パソコンに入力された文字、████████████などがあります。
SCP-809- KB-aが入力した命令文は送信された場合でもSCP-809- KB-bと同様の異常性を持ちます。
SCP-809-KB-bを見た人間はすぐにSCP-809-KB-cを発生させます。
SCP-809-KB-bの異常性は文書が確認出来ないほど破損した場合や文字が1つ足らなくなるだけで無効化できます。

SCP-809-KB-cはSCP-809-KB-bの内容を曝露者が行おうとする現象です。
これに曝露した人間はその文書を理解出来たかに関わらず、そこに書かれた命令を実行しようとします。実験の結果、物理的に不可能なものであってもなんとかしようと、試みることが分かっています。
一度SCP-809-KB-cに曝露すると、まるでそれが最も重要なことだと思い込み続け、遂行できるまで行動を試み続けます。SCP-809-KB-cを無効化するにはSCP-809-KB-bの内容を曝露者が遂行する以外に発見されていません。

補遺

SCP-809-KB-aは20██に起きた同時多発自殺事件の際初めて自らの特異性を自覚したようです。
当時事件の被害者はインターネットの政治掲示板を開いた状態で自殺していたことから財団が調査を開始しました。捜査の結果SCP-809-KB-aが入力した当時の政権の批判である「███」という書き込みが原因であることが明らかとなりました。SCP-809-KB-aはその後財団に保護され、警察、被害者関係者らにクラスAの記憶処理を行い、再発防止の為当該記事のインターネット上からの全削除が行われました。
その際まだ特異性がはっきりしていなかった為、財団は多くの犠牲者を出すことになりました。

*実験記録


インシデント809-KB-1

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