君も国家を運営しよう。

アイテム番号: SCP-0138-NG

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル

SCP-0138-NGはセクター██にある10×10mの収容エリア内に勾留し、担当職員はSCP-0138-NGとコミュニケーションを取る際、セルビア語でのコミュニケーションを推奨します。ドイツ語でのコミュニケーションはSCP-0138-NGの反応の激化に繋がる可能性があり、反応の激化を引き出した財団職員はレベル1降格処分、別セクターへの移送が行われます。
財団職員ではない人物、あるいはセキュリティクリアランスレベル2未満の財団職員のSCP-0138-NGとの接触が起きた場合は、速やかに取り押さえてください。対象は事情聴取の後、Cクラス記憶処置を施した上で解放されます。
SCP-0138-NGは財団による収容に好意的です。ドイツ語を話す等で刺激するのは最小限に留めてください。
ナイジェリア帝国解体に伴いSCP-0138-NGは九島王国内のサイト-1■■に移送されます。
SCP-0138-NGは九島戦争の動乱でサイト-1■■から脱走。現在セルビア王国国王の補佐役である宰相に就いています。しかし、財団職員のSCP-0138-NGの監視のための政府への潜入を許可しています。潜入の行う職員はセキュリティクリアランスレベル3以上です。
脱走に関してはインシデントレポート0138-NG-001を参照。

説明

SCP-0138-NGはセルビア民族主義者のガヴリロ・プリンツィプと自称し、およそ25歳くらいの人型実体です。
ゲルマン系民族に対し強い敵意を持ち、ゲルマン系民族を視認、またはドイツ語をSCP-0138-NGの周辺の半径10m以内で話す(以下対象)とFN ブローニングM1910と類似した拳銃らしき物体(以下SCP-0138-NG-1)がSCP-0138-NGのズボンの拳銃入れに出現し、対象をSCP-0138-NG-1で射撃します。射撃は対象が男性の場合頸部、女性の場合腹部に撃たれます。(この現象をSCP-0138-NG-2と呼びます。)
現在SCP-0138-NGにはSCP-0138-NG-1の発現やSCP-0138-NG-2事象は引き起こしませんが、代わりにセルビア王国への著しい愛国心が存在し、セルビア王国を永遠なものにしたいという願望が存在します(現に彼はセルビア王国政府の宰相です)。
SCP-0138-NGによる最初の事件は19██/██/██に██████共和国█████市で発生した殺人事件です。当時█████市を訪れていたドイツ人観光客5名が川沿いを歩いていた所をSCP-0138-NGに撃たれ、全員の死亡が確認されました。これ以降10件ほど同じ街でのドイツ人の死亡事件が発生したため財団はSCP-0138-NGの確保を開始。確保にはセルビア語を流暢に話せる日本人や中国人が当たり、内一人(後述のエージェント・██)とは交流を行わせていました。SCP-0138-NGは収容に好意的で、抵抗行為は全く見せませんでした。
SCP-0138-NGは老化現象等が全く見られず、DNAを鑑定した結果
・15年で成熟
・DNAを改変すれば激化した反応を取る対象を変化することが可能
以上の2つが判明しました。

性質の変化により反応の激化は見られないと思われます。

補遺1

確保に当たった財団職員の録音テープ
《録音日時:20██/██/██》
録音対象:SCP-0138-NG、エージェント・██(以下T)
T:やあ、久しぶりだねガヴリロさん。
SCP-0138-NG:Tか...今日はこんなに人を連れてどうした?
T:私たちは財団。君を収容することを決定したんだ。
SCP-0138-NG:財団か...セルビア民族主義は保障されるか?
T:勿論。まあ暴力行為を起こしたら相応の処置を取るけど。















補遺2

《インシデントレポート040-JP-001》
20██/██/██、サイト-1■■からSCP-0138-NGが脱走。収容エリア内にはこのような書き置きがありました。
「Учинит ћу Србију великом!」
これにはセルビアを偉大にするという意味があり、セルビア王国の樹立のため脱走したと考えられます(現に脱走後ガヴリロ・プリンツィプが結成したと見られるセルビア社会党がセルビア王国を建国し、アレクサンダル2世を王に即位させている。)。

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