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瀬織津神道とは

本来は祓戸大神が一柱たる瀬織津比売神を祀る巫女であったが、その祭祀対象は日本を追われる前後に他の祓戸大神と併せてより禍と穢、罪を象徴するように変化していった。その巫女も異常な能力を行使することもあり、国家としての南方海巫女国を作り上げていく過程で、瀬織津神道の形としては、「瀬織津巫術」と呼称される超常的な力を操る巫女と、瀬織津比売神および祓戸四神への信仰というものになった。

瀬織津巫術

瀬織津巫術は特異なものである。南方海巫女国での研究結果では、巫女自身でなく外界から何らかの力が働くことでさまざまな霊験を発現させる。本来巫女としての役割は瀬織津比売神に働きかけ、地上に溜まった禍や穢、罪などを海へ流していただくだけのものであるはずであり、超常的な能力は本来それほど必要とされるものではないはずである。現代に至るまで数百年瀬織津巫術なるものが忘れさられていたにも関わらず、巫女が巫女としての役割を果たし続けられたところからもそれは読み取れる。ここから、逆に巫女として必要以上に能力をつけてしまったからこそ日本から追われることになったのではないかという考察もなされている。

権能

瀬織津巫術がなす技は多岐にわたる。巫女連における不死者の大発生は穢を操作した結果であるとされる。本来放っておいても徐々に流れる穢を禍を利用して集積し、実態に影響を及ぼしており、そこには八十禍津日神への供物としての意味合いも持たされているとされる。能力を行使した結果を差し出しているため、巫術としては非常に合理的であるらしい。
そもそも巫女が操る禍と穢、罪とは何なのかということについては、神道由来の言霊信仰から公言されて良いものではなく、その点に関しては巫女も古くから情報結界を張るような極秘であるようだ。そもそも人間の言葉で完璧に表現されるかは怪しいため、大雑把な解説を試みてみると、禍とは███████、穢とは███████、罪とは███████、であるらしい。

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