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まよたー・チョーグル事件

概要

まよたー・チョーグル事件(まよたー・チョーグルじけん)とは、2019年(平成31年)に、オランダを舞台にマスコミ各社を標的とした一連の企業脅迫事件。
オランダ連邦警察広域重要指定114号事件。犯人が「かい人10面相そう」と名乗ったことから、かい人10面そう事件などとも呼ばれる。
参戦国
オランダ連邦共和国かい人10面そう
結果
実行犯死亡

経緯

オランダ連邦共和国は2019年当時、約54兆7841億ドルに及ぶ高額の国民総所得を有する世界有数の資本国家だった。政府主導の高度なインフラ拡張政策と国民に対する充実した福祉により、同年3月13日には所得0の人民が完全に消滅。最低賃金引き上げによって誰でも1000オランダユーロの賃金が約束されていた。
しかしその裏では貧富の差が拡大。世界経済における蘭ユーロ高・EP安を背景に戦車や武器の輸出を優先させる政府に対し、最低賃金で活動する労働者の不満が高まっていたことが確認されている。
対外的にもオランダはペルシア国内の石油生産地であるアザデガンを買収しアザデガン石油公社を建設。ペルシアへの経済支配を強めていた。

かい人10面そうからの犯行声明

かい人10面相は4月5日20:58、オランダ政府ならびにイギリス政府および主要な90を超える国家ならびに組織に対して犯行声明を送付した。
この時かい人10面そうは「ゆこくえい*1」や「ダイス*2」という一種の暗号的発言を多用し捜査当局を混乱させた。
以下が最初の犯行声明である
ゆこくえい え
まえに 布告していた 国家も あるやろが
わしら なにか用があるときは 文おくる
文が 届いた時は わしの しょうこや
ゆこくえいの どあほどもは おらんだに ばくだん 6つ しかけたのに
ダイスえ 回しよった
わしらに さからいおったから 世界 つぶしたる
ばくだん 50こ 用意したる
このうち 半分は さからいおった おらんだに おいたる
このうち 半分は ダイスをまわした イギリスに おいたる
20こは よこくする
30こは よこくせん
たからさがしやで
その次は 100こ 用意するつもりや
これに対しオランダ、イギリス両国は即座に臨時国会を召集。上院下院共に全会一致で「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」を通過し即刻布告された。
特にオランダでは警察・軍ともに非常事態宣言が発令され、アムステルダムならびにロッテルダムでは国家公安委員会管轄である戦車兵150師団が出動。都市部の不審物撤去に努めた。

実行

21:11分、ロッテルダムならびにデンハーグにてまよたー通信社の事務所ならびに印刷所で爆弾が炸裂。戦車兵が探し終えたはずの事務所内で炸裂したことから内部犯の可能性が一時期浮上する理由となった。
また印刷所では転輪機にかけられていたアムステルダム五輪の号外が焼失するなどの経済的損失が発生し、現在では合わせて2000億EP程度の損害があったとされる。
まよたー通信社本部はこの事態に混乱し、オランダ政府からの被害確認に「異常なし」と発言。初動対応の遅れが発生する端緒となった。
続いて21:13分、ロッテルダムのCholiyMart本社に届けられたピザの箱が爆発。社長含めた十数人が死傷する。
事件発生から3分後、アムステルダムのChogle本社でサーバールーム内の不審火による出火が発生した。
同時刻オランダ政府に対して再度犯行声明が届く。
おらんだの たぬきどもの
日露食品 に
どくをいれたで
たべたら しぬで
これに対しオランダ政府は国民向け公式会見で「商品は回収した。経済への影響は一切なし」と公表。
また事件発生から15分後の21:25にはオランダ警察が独断で犯人と思われる人物を拘束し事件の終結を叫ぶなど、オランダ政府内の情報は錯綜していた。

アザデガン石油公社における不審火

ペルシア西部のアザデガンに位置するアザデガン石油公社に対して時限式の発火装置が送付され、貯蔵中の石油に燃焼するなどの被害が発生する。
同様の放火はアムステルダムのMaestro Card本社においても発生した。

オランダの対テロ戦争宣言

オランダは国内のすべての火災を鎮火したと発表。
その他まよたー通信社をはじめとして各地の支社に業務を移行することを命令する。
ただしこの時点ですでに経済への影響は1兆EPを超過していたとみられ、オランダ政府の判断能力の無さが垣間見える。
???????????????   ――――オランダ政府広報担当者
オランダ政府は同盟国群、すなわちEMに対して準戦期体制と対テロ戦争を宣言した。
同盟各国から対テロ捜査要員が集まる中、オランダ本国も空海軍を運用するなど多大な出費を強いられる。

オランダの誤報

22:08分、オランダは犯人逮捕とテロの動きの収束を宣言。
直後アムステルダム空港にてブレーメン行きルフトハンザドイツ航空の乗客に犯人らしき男が紛れているという情報が伝えられ、国内での信用が失墜する。
これを挽回するべくステルス機1000個飛行隊に出動を命令し、なおかつ犯人の射殺を許可。
判断の正しさより正当性確保を優先させた形となる。

終息

犯人はアムステルダム空港ターミナルビルで自殺。直後死亡確認に来た捜査員3名を巻き込んで自爆した。

結果

オランダでは政府発の誤報が相次いだことから国内世論が沸騰。
それに対処するべく莫大な予算を投資して経済復興と新たな国民への福祉を行う羽目となった。

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